続・辞意表明

今週月曜に辞意表明した後の流れなんだけど。

「どうしても今すぐ海外で働きたいっていうのなら、本気で考えるぞ」
とか言うのよ。
前の上司がおれの職場まで来てくれてさ。
さらに
「中国だろうがタイだろうが希望すればたぶん通る」
みたいな心を揺さぶること言ってくるわけ。
「マジすか??」
これ聞いた時はちょっと心に小波がたったw

けどね。
そりゃあ「今の会社で駐在員」VS「海外現地採用」では話にならないくらい
待遇に差があって、前者の方がいいに決まってるんだけど
海外勤務はあくまで第2希望であって
第1希望は友人がやるか自分がやるかはともかく「起業」なんだよねー。
これはもう、例え失敗するとわかってても1度はやっておきたいのよ。
つか実際、あんま成功するとも思ってないし。

あと仮に海外で働くとしても周りには日本人ゼロ、終身雇用年功序列なしの
完全に日本的職場環境じゃないところが自分としてはいいわけ。
ここ
にも書いたけど従業員、特に役に立たない割に給料たくさんもらってる人のクビを
簡単に切れない今の日本では結局そのしわ寄せが下の若いもんに来るのは間違いないから。

さて、今の上司いわく、
「まだ総務には報告してない。週末もういっかい考えてみろ」って
まだ言ってないのかよ!!はよ言えやw
「はあ、考えを変えるつもりはありませんが」
と回答。
また月曜にハッキリ言わないといかんのかー。めんどいな。
これだからバックレたくなるんだっつーの。

ただ今回の一連の流れでわかったこととしては
「希望が通らなければ退職も辞さない」と一度ハラをくくってしまえば
会社側も本気で考えてくれるということ。
そしておれのような不良社員でも会社は退職を望んでいないということ。

これを読んでるサラリーマンの人、
本気で今の職場を異動したいとか海外行きたいとか思っているなら
腹を割って話し合ったほうがいいでしょう。
「もし無理ならば退職することも考えています」って実際に言うなり雰囲気出すなりすれば
「あ、こいつマジだ」ってちゃんと考えてくれるはずです。
おそらく希望通りの仕事につけるでしょう。

じゃあ辞めてもらって結構、となることはまずありえません。
特に30代前半までなら。
なぜなら上述のとおり、会社としてはしわよせをもっていく先の若いもんを必要としており
ガンガン働いてもらって自分たちの高い給料を維持してもらわないと困るからです。
安い給料で使える若いもんがいなくなって、給料が高いおっさんばかりになったら
その会社は当然成り立たないですから。

なんというか自分は思っていたよりもけっこう有利な立場にいるということを今回思い知らされました。
会社が本当に切り捨てたいのはたいして使えないのに給料が高いおっさんなんだよね。
逆に給料が安い若いもんに辞めてもらったら困るわけですよ。
ニュースでよくやってる早期退職者募集の対象年齢が決まって「36歳以上」なのは
こういうことなんですな。

どうせ上の世代のツケを背負うのなら職場や業務内容くらい自分の意見を通しても
罰は当たらないと思うんですよね。
むしろ上に言われるままのたいしてやりたくない仕事を
自分を殺して我慢しながら働く人、ってのが一番損をするような…。

まあ自分は退職するのでもう関係ないことですけどね。

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