読書(2冊)

5月 23rd, 2012 読書(2冊) はコメントを受け付けていません

久しぶりに本を読みました。

ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫) - 岡田斗司夫
ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)

最後までイッキに読めておもしろかった。
岡田斗司夫の最初の著書で15年も前にでたのらしいんだけど
驚くほど正確に現在を予言してるんだよね。
驚き。

まだ「パソコン通信」とか「マルチメディア」とか懐かしの単語が出てくる時代で
YahooもgoogleもAmazonもFacebookもなくインターネットも無かった時代なのに
今読んでも全然違和感ないし古さも感じないのはどうしてなんでしょうか。

実はこれ公式で全編がPDF無料配布されていてこちらからいただきました。
http://otaking-ex.jp/wp/wp-content/uploads/2010/07/bokusen_PDF.pdf
タダなのでサワリだけでも読んでみてはいかがでしょうか。

んでPDFのままパソコン画面で読むのはちょっと無理があるので
iPod touchで読めるように加工してみました。

先のPDFをCtr+Aで全コピしてSigilってフリーソフトに貼り付け→epub形式で
保存すればiTunesからiPod touch(もしくはiPhone)へ転送できるようになります。
んでiBooks使って快適に読書ができるという。

部屋が暗くても読めるの便利っすね。
てかタダでここまでできるってすごい時代っすわ。

コレが良かったので以下の岡田氏の本も買ってこれまたイッキ読みしちゃった。
岡田氏と小飼弾の対談本ですけど。

未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論 [単行本] - 岡田斗司夫,小飼弾
未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論

これもおもしろい。
これはiTunes Storeで電子書籍版を買って350円。
安いわ~。
値段以上の価値はあると思いますけどね、自分は。

この本も1章部分だけですがPDF版やepub版が公開されていて
こちらからダウンロードできるようです。

4/16(月) 本日のトレード結果 &ウメハラ本

4月 17th, 2012 4/16(月) 本日のトレード結果 &ウメハラ本 はコメントを受け付けていません

●前日比
先物 +2万1000
株デイ +1万

○前月比
先物 +3万
株デイ +3万8000
※手数料&金利考慮済、税金非考慮

触ったのは花月園で2000株の1円抜きを3回とか。
そのあとストップ高してたけどねw
あと津田駒、その他。

明日は先物取引しない予定です。

——————————————

届いたウメハラ本、触りだけ読もうとしたら面白くてイッキ読みしてしまったw
勝ち続ける意志力: 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

本の内容が実際に役に立つかどうかは人によってそれぞれだと思うけど
とりあえず読んでて面白い。
ウメハラという人に興味があるんなら間違い無く楽しめると思う。

あと某有名トレーダーの方がこの本について「ゲーム」を「トレード」に
置き換えたらそのまま内容が当てはまるってブログに書いてたけど、
概ねそのとおりだと自分も思いますね。はい。

1Q84は触りだけ読んで放置中。
いずれは読むけど面白いんですかねこれ。

書評「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」

5月 26th, 2010 書評「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」 はコメントを受け付けていません

ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け

なんかねー、期待はずれっつーか。
なんでAmazonのレビュー評価高いの?
わからんわー。

とりあえずパラパラ読んでたいして引き込まれるものがなくて
積ん読になってたんだけど、ひとりで英国出張行ったときに持っていったわけ。
けっこうボリュームあるし暇つぶしになるかなーって。
結果としてはすごく後悔したのを覚えてる。

海外行くと日本語恋しくなったりするんだけど、それでも読んでて苦痛だったらね、内容しょぼすぎて。
内容としては「いいと思った会社の株ならとにかく買え」みたいなw
正直あんま覚えてないけどひどい本だったってのだけ強く印象に残ってるかなあ。

いや、当時はちゃんと読んだよマジで。
なんてったって1週間これ1冊しか読む本がなかったんだから。
その上での結論なんですよ。

てゆーかおれ完全なテクニカル派なわけで財務分析とかあんま興味ないし、
PERとかPBRとかの指標よりよっぽどチャートのほうが使えると思ってるから。
日本企業のバランスシートなんてどこまで本当かわからないしさ。
最近はマトモになってるみたいだけどそのへんのアメリカとの違いもあって、
受け入れることができなかったのかも。

とりあえず今後はもう読まないなー。
自分的にはかなりハズレだったかな。
定価で買わんくてよかったわ。

以上。

書評 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」橘 玲

5月 24th, 2010 書評 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」橘 玲 はコメントを受け付けていません

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

名著ですねー。
ここ10年で自分に影響を与えた本ベスト5を挙げるとすれば間違いなくこの本は入ります。
金持ちになりたい人は読んで損はないでしょう。
多分AmazonのUSEDとかヤフオクとかで送料込み500円以下で買えると思います。

ただし、サラリーマンの人が読むと会社を辞めたくなるかもしれない。
知らない方が幸せ、という事実はこの世に確かに存在します。
実際、自分も読み終わった後「こりゃいつかは辞めないとダメだ」って漠然と考えたのを覚えてる。
如何に世の中のサラリーマンが搾取され、自営業者その他の非サラリーマンが優遇されているかがわかる。
そしてこれからの時代、その負担が増えることはあっても減ることはない。

厚生年金は会社が半分も負担してくれてお得!正社員の俺、勝ち組♪
とか言ってる人は是非読んで欲しい。
その認識は全くの間違いであることに気づくでしょう。
ダメダメな国民年金よりさらにダメなのが厚生年金であることを知りましょう。

アナタの今年の所得税、住民税、健康保険料はいくらですか?
今後さらに増えていきますけど納得できますか?
自営業の人は所得税、住民税はほとんどゼロ(均等割のみ)で、
健康保険も累進最低レベルの額しか払ってないのを知ってますか?

…結局、国は取りやすいところ(=サラリーマン)から取るしかない。
ちーん、なーむー。

しかも、しかもだよ。
それでもサラリーマンの年収が上の世代と同じようにちゃんと増えていくってのならまだ話はわかる。
けどさ、上にバブル世代とか腐るほど人がいて、まずそいつらの高い給料やボーナスを払わにゃいかん訳よ。
下は安いギャラで上司や親会社のために働かにゃならん訳よ。
上と下の人数比からいって上の世代と同じ賃金カーブなんてありえるはずがない訳よ(大企業は特に)。
今の下積み時代の頑張りは将来報われない訳よ(大企業は特に)。
ホリエモンに言わせると今の日本企業の構造はネズミ講そのまんまな訳よ。

①税金とかはがっつり取られる
②上の世代と同じような給料の伸びは期待できない
③残業前提の長時間労働が一般的
④同じ会社で歳を重ねるといろいろな理由で辞めづらくなり、さらに文句が言えなくなる
⑤そのあげくリストラされない保障はない
ごめん、むりだw
どこのボランティアだっていう。

さらにJALやGMのような破綻のリスク、破綻はなくとも業務縮小や買収、合併のリスクなど、
今の時代はなんでもあり。
いつあなたの会社や事業部が中華系企業の傘下に入るかわからない。そうなったら年功序列もクソもない。
たとえスモールビジネスだったとしても自分で金を生み出している方が将来のリスクは小さいとおれは思うんだ。

話をもとに戻す。
この本を読んでから基本的に橘玲氏の本は全て読むようになった。
会社を辞める、海外で暮らす、独立する…今自分のやりたいことのほとんどが
この本から影響を受けているといっても過言ではない。
ちゃんと準備をしていこうと思う。

しかしまあ、もう結婚して子供いる人とかは大変だねー。
簡単に会社辞めれないから。
みなさん頑張ってください。

書評 「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」城 繁幸

5月 24th, 2010 書評 「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」城 繁幸 はコメントを受け付けていません

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)

5年ぐらい前の本。
買うまでもなかったので図書館でかりた。
著者は富士通人事部出身。

富士通が導入した成果主義のダメっぷりがすごい。
内容としてはかなり面白いし、引き込まれた。

結局のところ同一労働同一賃金を導入する前に成果主義を導入しても成立しないと思う。
あと「成果」を評価できる管理職がどれだけ会社にいるのかっていう。

日本の会社は年功序列にどっぷりつかってるから無理。
基本馴れ合いだから人を評価するスキルがもともと備わってないもん。
当時の富士通の社員はほんとお気の毒。

4/12(月) 取引なし &書評

4月 12th, 2010 4/12(月) 取引なし &書評 はコメントを受け付けていません

●先物
前日比 ±0
今月収支 -6万7000

書評。
柳井正「一勝九敗」と「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」
一勝九敗 (新潮文庫)

堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
ユニクロとライブドア、似ても似つかない2つの会社の
起業から上場までのストーリー。
しかし共通点は多い。
・仕事中毒
・即断即決
・実力主義
などなど、どっちも当てはまる。

ホリエモンの方は社員の不正や創業メンバーの内紛、ゴタゴタまで
言及されてるのが興味深い。
しかも当時の事業計画書や有価証券報告書、規定集が
惜しみなく収録されていて(抜粋だけど)、
実際に起業を考えている人にはかなり参考になると思う。

2冊を読む限り、ユニクロの方がライブドアより
リスキーな経営をしているのがおもしろい。

明日は先物、1.0枚売り

3/22(祝) 書評3連発

3月 23rd, 2010 3/22(祝) 書評3連発 はコメントを受け付けていません

今日は東証休みで取引なし。
週末は起業についていろいろ考えてた。
最近読んだ本の書評。

起業バカ (ペーパーバックス)
「起業バカ」
ブックオフで購入。
ネットでも本でもほとんどが起業で成功した話ばかり。
でもこれは失敗例がイヤというほど出てくる。
失敗事例を知るにはまあいいんじゃない?ってぐらいの本。
表紙の「成功するのは1500人に1人」ってほんとうだろうか。

儲け方入門~100億稼ぐ思考法
「儲け方入門~100億稼ぐ思考法 」
・サラリーマンはネズミ講である。
・アイデアだけでは金にならない。
・チャンスはごろごろころがっている。
なるほどねー。
いろいろ考えさせられる。これも読んでよかった。
ホリエモンの基本的な考え方がわかる。
ただ後半の対談はいらないな。
ホリエモンは個人的に応援している。
ライブドアショックは彼ではなく検察が引き起こしたようなもんでしょ。

会社は絶対、やめていい!自由になれば、お金も幸せも手に入る
「会社は絶対、やめていい!」
これはいい。
今の会社、最低でもあと1年は働こうと思ってるんだけど
読んでるとすぐ辞めたくなるので途中で読むのを中断したw
会社を辞めていい理由がこれでもかというぐらい書いてある。
それだけ。
ただ1点、
「子供がいるから会社を辞められない、というのは理由にされる子供がかわいそうだ。
あなたが子供だったら自分のためにつらそうに働いている父親に育てられたいだろうか?」
というのは新鮮な考え方だった。
確かにそうだ。
子供いないけど。

3/8(月) 収支 &書評

3月 8th, 2010 3/8(月) 収支 &書評 はコメントを受け付けていません

●先物
前日比 -3万9000
今月収支 -15万9000

案の定、日経の寄り付きは高かった。
それはいいんだけど
寄り天ミエミエの展開だと思ってたら全然
さがりゃしねえ。
明日もう一発売ってみます。

唐突だけど書評。
半年前ぐらいに同僚から薦められて借りて一晩で読んで
これは買う価値アリと思ってヤフオクでGET。
ただ今見たらAmazonのUSEDほうが安かった(>_<) 夢をかなえるゾウ 文庫版
「夢をかなえるゾウ」 水野敬也 著
基本的に自己啓発本はまったくといっていいほど読まないんだけど
これはなかなか良かった。
異動後、働く気力がかなり落ちてたんだけど若干やる気がでた。
惰性で社会人生活を送っている人にオススメ。
まあ自分は遅かれ早かれいずれは会社辞めるつもりなんだけんど。

明日は先物2.1枚売り。